
「お客様がリラックスして来店できるように…」美容師が気をつけたいポイントは?
2021-06-28
「またここのサロンに来たい!」そう思ってもらえる美容師になるには?

1度来店したお客様の心を掴んで放さない美容師がいれば、逆に2度と同じお客様を担当することがなくなった、という美容師も。
果たしてこの2つの違いとはなんなのでしょうか?
今回はリピーターを増やすために、美容師が心がけたいポイントを聞いてみました。
今回お話を伺ったスタイリスト、米田真一さん

お名前:米田真一
プロフィール:再現性の高いスタイルのなかにさりげない遊び心をいれた絶妙なバランス感が得意。普段のお手入れに合わせたヘアスタイルを提案。口数は少ないが緊張しないリラックスした雰囲気が魅力。サロンワークとスタイルカタログ撮影などで活動。
お客様の満足度を上げるため、美容師が気をつけたいコト
Q.店舗代表として、スタッフ研修の際に、接客において特に気をつけるよう指示しているポイントは?

「お客様の緊張感を取り除くことがまず第一です。
リラックスしてもらうために堅くなりすぎない対応を心がけるようにお伝えしています。
ヘアスタイルを提案するにも、緊張感のある状態ではお客様の要望が引き出せないこともあるので、まずは信頼関係を築けてからの提案が大切です」
Q.お客様に髪型をにあわせるために工夫していることは?

「まずは作品撮りなどを数多くこなし、その人が一番良く見える髪型、服装、メイクなどを考える習慣をつけるのが大切。
そしてサロンワークではその経験を活かしつつ、お客様の要望を取り入れるようにしましょう」
Q.お客様の満足度を高めるために心がけていることは?
Q.お客様の満足度を高めるために心がけていることは?

「どんなことでも気付くこと。
”もう少しこうしたい””いつもここが気になっている”といった部分は、必ずお客様の仕草や会話から拾いだすことができます。
なかなか自分からは伝えにくい、話すのが苦手、というお客様もいらっしゃるので、こちらからの歩み寄りが大切です」
Q.施術以外で、美容師がやりがちな失敗例などがあれば教えてください。

「いくら丁寧な接客とはいえ、やりすぎると居心地を悪く感じてしまうお客様もいらっしゃいます。
なので、大切なのは失礼にならない程度の自然体。
こちらが構えているとお客様も構えてしまうので、お客様を見て”どうしたらこの人の居心地がよくなるのか”を考えて、人に合った接客を心がけましょう」
居心地の良い接客で、お客様の心を掴める美容師に

美容師としての技術はもちろんですが、接客やお店の雰囲気もお客様がお店を選ぶ理由につながります。
「またこのお店に行きたい!」と思ってもらえるよう、定期的に接客方法を見直すことも大切かもしれません。
スタイリスト米田真一さんのプロフィール
所属美容院:Roji
肩書:代表
Instagram:@roji_yoneda
取材・ライティング
ライター:関戸和
経歴:女性ファッション誌からキャリアをスタート。現在はファッション、ビューティなど、さまざまなジャンルで雑誌からWEBにいたるまで編集・執筆を担当。
自己紹介:美容アイテム好きでオススメされたらとりあえずお試し。サロン専売シャンプーが気になり片っ端からお試し中の今日このごろ。
轉載 Hair.com